2026年2月21日 更新 対象期間:2025年1月1日〜3月31日
2025年1〜3月 日経平均・高配当株の動きを振り返る
山田
西宫寛生(元証券アナリスト)
四半期ごとの市場分析を配信中
2025年の年明け、日本株は好調なスタートを切りました。1月6日の大発会で日経平均は38,200円前後で取引開始。その後、新NISAの成長投資枠への資金流入が本格化し、1月10日には41,500円を突破。個人投資家の買付額が前年比2.4倍に膨らんだことが、相場の下支えとなりました。
1月:新NISA本格始動
1月4日からの新NISA2年目。積立枠・成長枠合わせて、月間の買付額は約4,200億円に達しました。特に注目されたのは日経平均高配当株50指数。利回り4%超の銘柄が人気を集め、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日本たばこ産業(JT)などが年初から堅調に上昇しました。
2月:4万円台後半で consolidation
2月は40,000円〜41,000円のレンジで推移。米国の金利動向を注視する場面が多く、大型株の買いが一服しました。しかし高配当株は底堅く、日経平均高配当株50指数は同期間で+8.2%。「下落時こそ配当利回りがクッションになる」典型的な局面でした。
3月:春の株高、42,800円まで
3月中旬、日経平均は42,800円まで上昇。年度末のポジション調整も手伝い、3月末時点でQ1の日経平均は+12.3%、高配当株50指数は+18.7%と大きく上回りました。NISA口座での「高配当×長期保有」の相性の良さが、数字で証明された四半期でした。
Q1まとめ(数値)
- ・日経平均:38,236円(年初)→ 42,520円(3月末) +11.2%
- ・高配当株50指数:+18.7%(同期間)
- ・NISA買付額(1〜3月累計):約1.2兆円
私がこの時期LINEレポートでお伝えした「NISA資金は相場の底を支える」という見立ては、ほぼ的中しました。次四半期(4〜6月)では、AIブームと夏の調整が待ち受けていました。
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