2026年2月21日 更新 対象期間:2025年4月1日〜6月30日
2025年4〜6月 日経平均・AIブームと夏の調整を振り返る
山田
西宫寛生(元証券アナリスト)
四半期ごとの市場分析を配信中
2025年4月、日本株はグローバルなAI関連株ブームに巻き込まれ、急上昇しました。東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテックなど半導体・製造装置株が牽引。6月9日には日経平均が46,200円の高値をつけました。しかしその直後、米国金利政策の不透明感と円高進行により、市場は急転落。6月末には41,400円まで下落し、約10.4%の調整となりました。
4月:半導体株が牽引
4月前半、米国NasdaqのAI株高を受け、日本でも半導体製造装置メーカーが買われました。東京エレクトロンは4月単月で+22%、アドバンテストは+18%と大幅上昇。一方、高配当株は「取り残された」感もありましたが、私のレポートでは「AIは過熱、高配当は着実」とお伝えし、バランスの取れたポートフォリオを推奨しました。
2025年4〜5月 日経平均 vs 高配当株50指数 比較チャート
5月:46,000円台突入
5月、日経平均は44,000円〜46,000円で推移。NVIDIAなど米国AI株の好決算が日本株にも波及。ただし5月下旬から、米国長期金利の上昇懸念がちらつき始め、市場の神経質な動きが目立つようになりました。
6月:急調整と「買い場」
6月中旬、米FRBのハークトーク(金利見通し)を受けて世界株安。日本も例外ではなく、6月9日46,200円から6月24日41,200円まで約5,000円下落。この時期、私はLINEで「調整はチャンス。配当利回り4%以上・業績安定銘柄の買い増しを」と繰り返しお伝えしました。実際、高配当株50指数の下落幅は日経平均より約3ポイント小さい-7.2%でした。
Q2まとめ(数値)
- ・日経平均:42,520円(4月初)→ 41,380円(6月末) -2.7%
- ・高値:6月9日 46,200円 安値:6月24日 41,200円
- ・高配当株50指数:下落幅-7.2%(日経より底堅い)
下落相場で「高配当株が防波堤になる」ことを、この四半期で多くの投資家が実感したはずです。7月以降の反発で、6月に買い増した方のリターンは大きくなりました。
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