2025年10〜12月 日経平均・年末ラリーと50,000円突破を振り返る
西宫寛生(元証券アナリスト)
四半期ごとの市場分析を配信中
2025年最後の四半期、日本株は年末ラリーで締めくくりました。10月は49,000円台で consolidation、11月に一旦調整するも、12月に入りクリスマスラリーが本格化。12月18日には日経平均がついに50,300円の史上新高値を記録。年間上昇率は32.8%となり、バブル崩壊後では過去最高レベルの1年となりました。NISA口座からの資金流入は年間で約28兆円を超え、個人マネーが市場を支えた年として歴史に刻まれました。
10月:49,000円台で高値圏
10月初旬、日経平均は48,500円〜49,500円のレンジで推移。欧州・中国経済の不安材料からやや慎重な値動きでしたが、高配当株は引き続き堅調。三菱商事、住友商事など商社株が好決算を受けて買われ、配当利回り4%台を維持しながら株価も上昇しました。
11月:一時調整も底堅い下落
11月、米国株の調整を受けて日経平均は47,000円台まで下落。しかし下落幅は前回(6月)ほど大きくなく、高配当株は比較的安定。11月15日頃を底に、下旬から再び上昇に転じ、月末には48,800円まで回復しました。
12月:50,300円・史上最高値
12月、恒例の年末に向けた買いが加速。12月18日、日経平均は50,300円を記録し、50,000円の大台を初めて突破。年内最後の取引日(12月30日)は50,180円で終了。2025年は年初38,236円から50,180円へ、+31.2%(終値ベース)の上昇となりました。高配当株50指数も年間で+35%超と、日経平均を上回るリターンを達成。NISA×高配当株の組み合わせが、1年を通して有効だったことが証明されました。
Q4・年間まとめ(数値)
- ・日経平均:48,920円(10月初)→ 50,180円(12月末) +2.6%
- ・年間高値:12月18日 50,300円
- ・2025年通年:+32.8%(始値→終値)
- ・NISA年間買付:約28兆円超
20年のキャリアの中で、これほど「個人投資家の時代」を実感した年はありませんでした。2026年も、皆さまと一緒に市場を見つめていきたいと思います。
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