投資はリスクを伴い、元本保証はありません。過去の実績は将来の結果を保証するものではありません。
株情報無料配信 プロの目線で LINEで無料登録する
2026年2月21日 更新

2025年日本株式市場を振り返る
~20年の経験から見えた教訓と2026年の展望~

山田

西宫寛生(元証券アナリスト)

証券会社で15年間アナリストを務め、退社後より個人投資家向けに実践情報を配信中

皆様、こんにちは。西宫寛生です。
証券会社でアナリストを務めてから、今年でちょうど20年目になります。この1年、2025年の日本株式市場は本当に「激動の1年」でした。日経平均は年初の38,000円台から一時50,000円の大台に迫り、年間上昇率は実に32.8%となりました。

私自身、20年のキャリアの中で「新NISAがここまで市場を押し上げる」年は初めてでした。今日は、2025年を四半期ごとに丁寧に振り返りながら、私が実際に現場で感じたこと、投資家の方々に伝えたい教訓を、できるだけ具体的にまとめました。

2025年日経平均株価 年足チャート(月足ベース)
2025年日経平均株価 年足チャート(月足ベース)

2025年1〜3月 新NISA本格始動と春の株高

年明けから市場は活気づきました。2024年末にスタートした新NISAの成長投資枠が、ようやく「本気」で動き出したのです。特に1月は、個人投資家の買付額が前年比で約2.4倍に跳ね上がりました。各四半期の詳細はQ1分析Q2分析Q3分析Q4分析で解説しています。

日経平均は1月10日に41,500円を突破し、3月には42,800円まで上昇。高配当株も強く、日経平均高配当株50指数は同期間で+18.7%となりました。私の経験上、こうした「制度変更による資金流入」は、相場に非常に強い下支え効果を発揮します。

2025年1〜3月 日経平均高配当株50指数推移
2025年1〜3月 日経平均高配当株50指数推移

2025年4〜6月 AIブームと夏の急調整

春から夏にかけてはグローバルなAI関連株の影響が顕著でした。東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連が急騰し、日経平均は6月上旬に一時46,200円まで上昇しました。

しかし6月中旬以降、米国の金利政策不透明感と円高進行により、市場は急調整に入りました。日経平均は約4,800円(約10.4%)下落。高配当株は比較的底堅く推移しましたが、グロース株は大きく調整しました。

この時期、私はLINEレポートで何度も「調整はチャンス。配当利回り4%以上で業績安定の銘柄を買い増すタイミング」とお伝えしました。実際、7月以降に反発した銘柄の多くがこのタイミングで仕込めた方々でした。

2025年7〜9月 政策期待と秋の回復

夏の調整を終え、秋には新政権の成長戦略期待が市場を後押ししました。特に防衛・半導体・自動車関連が強く、日経平均は9月末に48,900円まで回復しました。

この時期の特徴は「高配当株と成長株の両輪」が回り始めた点です。配当利回り4.5%以上の銘柄(例:三菱UFJ、JTなど)がしっかり上昇しつつ、AI関連も再び注目を集めました。

2025年7〜9月 市場回復局面
2025年7〜9月 市場回復局面

2025年10〜12月 年末ラリーと記録更新

年末にかけては「クリスマスラリー」が鮮明でした。12月には日経平均が一時50,300円まで上昇し、年間上昇率32.8%で終了しました。これはバブル崩壊後では過去最高レベルの上昇率です。

特に注目されたのは、NISA口座からの資金流入が年間で約28兆円を超えた点です。私の20年の経験から言っても、これほど個人マネーが市場を支えた年はありませんでした。

20年の経験から学んだ2025年の教訓(5つ)

  1. 新NISAは「長期資金の壁」を壊した
    制度変更は一時的なブームではなく、構造的な変化をもたらします。
  2. 高配当株は「守り」だけでなく「攻め」にもなる
    調整局面でも利回りがクッションになり、上昇局面ではしっかり上がる。
  3. 感情に流されず、毎月積立を続ける人が勝つ
    2025年も「狼狽売り」した人は大きな機会を逃しました。
  4. セクター分散が重要
    AIだけ、銀行だけに偏ると痛い目を見ます。
  5. チャートよりファンダメンタルズを重視
    業績が安定し、配当性向が健全な企業が最終的に報われる。

2026年の展望

2026年は「調整と成長の年」になると見ています。日経平均は45,000〜52,000円のレンジを想定。高配当株は引き続き強い基調を維持するでしょう。特に新NISA3年目の「慣れ」と「本気」が重なる年です。

私自身、今年も毎週月曜に「今週の注目銘柄」を無料でお届けします。初心者の方でも安心して実践できる情報を、変わらず誠実にお伝えしていく所存です。

2026年も一緒に市場を見つめませんか?

LINEで今すぐ無料登録する

登録者32,000人突破・スパム一切なし・いつでもブロックOK

四半期ごとの詳細分析:

関連記事: